先輩社員インタビュー
信頼されるリーダーへ。メンバーからの「困った」声にいつでも応えられるよう成長していく。
渡邉 一成KAZUNARI WATANABE
コンタクトセンターマネジメントコース
渡邉さんは法人向けネットワークの保守運用の現場において、SV(スーパーバイザー)としてモバイル領域の現場を任されています。メンバーから頼りにされる存在を目指す渡邉さんに、仕事内容やメンバーとの関係性についてお話を聞きました。
基地局の無線通信障害から、
企業を守り抜く。
入社3年目に9人のメンバーをマネジメントするSV(スーパーバイザー)となりました。今は法人向けネットワークのモバイル領域において、保守運用の現場を任されています。モバイル領域の業務としては、無線通信の調査やお客様からの問い合わせ対応がメインとなります。
具体的には「ネットの無線がつながらない」「無線通信が遅い」などの問い合わせに対して、無線の基地局に障害が起こっていないかなどを調査しています。普段の生活でも、スマートフォンでネットがつながらないという経験をしたことがある方もいると思いますが、基地局に障害が起こる頻度は実は少なくないのです。ただ、基地局自体の数がかなりあるため、一つがダウンしても他の基地局でカバーできています。無線通信は今やビジネスでも欠かせない存在となっています。安定した無線通信環境の維持は、経済活動においても非常に重要な業務となっています。
またお客様が新サービスを導入するとなったとき、そのサービスの保守運用の対応について、現場目線を取り入れた提案も行っています。
メンバーから相談される、という成長。
SVは突発的なトラブルが発生したときは現場作業に入りますが、基本はメンバーから受けた報告に対して、的確な指示出しがメイン業務となります。ネットワークがつながらないという状況は、コンビニのATMでお金を引き出せないといったように、ビジネスにも生活にも大きな影響を与えます。そのため、何か起こったときに1秒でも早く復旧できるように、素早くかつ正確な指示が求められます。
別の業務をしていたチームから今のチームに移籍してすぐSVとなったため、最初はメンバーにうまく指示を出すことができませんでした。むしろ、メンバーに助けてもらうことのほうが多かったです。この状況を覆すために、メンバーよりも何倍も運用スキルを身につけようと決め、資料を読み漁るだけでなく、メンバーや無線設備の監視者、お客様に「教えてください」とお願いして、徹底的にインプットする日々を過ごしました。
今ではメンバーからも何でも相談してもらえる関係を築くことができ、彼らの「困った」声に自信をもって応えられるようになったことが嬉しいです。
「頼りになる」と言われる存在感を発揮したい。
入社前は、マネジメントへの興味はそれほどありませんでした。しかし、SVというポジションを任され、今はもっと多くのメンバーから頼られる存在になりたいと思う自分がいます。
これまでの人生を振り返ってみると、小さい頃から誰かに頼る場面が多かったように思います。親戚などは年の離れた従兄弟によくしてもらっていましたし、幼稚園の頃にバスケをしていたのですが、相手はだいたい小学生でした。エンジニアとして技術力を高めたい思いがあったのですが、誰かに頼られる嬉しさに改めて気づきました。
SV職に就いて約半年が経ち、さらに上の役職となるリーダー職を任されることになりました。リーダーになると運用業務から離れて、本プロジェクトの運営がメインとなります。
若手の私にリーダー職を任せてくれるのは嬉しいですし、その期待に応えたいです。仕事の場面だけではなく、人間的にももっと成長して、より多くのメンバーを任せてもらえる存在になりたいです。
所属部署・掲載内容は取材当時のものです。