一人ひとりの個性や考え方を大事にできるチームづくりをしたい。

先輩社員インタビュー

一人ひとりの個性や考え方を
大事にできるチームづくりをしたい。

栁澤 真理

栁澤 真理MARI YANAGISAWA

プロセスデザインコース

  • プロセスデザイン
  • 2019年 新卒入社
  • 立教大学大学院
  • 文学研究科

個人のはたらき方を変えられる可能性があることに魅力を感じ入社を決めた栁澤さん。現在は大手電力会社に常駐し、法人・学校・官公庁などのお客様向けのバックオフィス業務に携わっています。今回は仕事内容ややりがいについてお話を聞きました。

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就活軸は「課題解決」「専門性」「無形商材」
個人のはたらき方を変えられる可能性に惹かれて入社

私は大学院の修士課程でアメリカ文学を研究していました。就職活動は大学のキャリアセンターと相談しながら進めていましたが、私の気持ちに寄り添いながら課題を見つけ、解決策を提示していただいたことで、「課題を解決する仕事」に興味を持つようになりました。また、大学院で一つの学問を追求していたことから、「専門性が求められる仕事」にも興味がありました。さらに、キャリアセンターから「誰かが作った商品を扱うのではなく、柳澤さん自身の価値を評価してもらえる仕事の方が向いているのではないか」とアドバイスを受け、無形商材寄りの業界を意識するようになりました。「課題解決」「専門性」「無形商材」という3つの明確な軸が定まったことで、人材業界に興味を持ち、そこに絞って就職活動を進めている時に当社と出会い、事業の一つであるアウトソーシングに強く興味を惹かれました。事業や仕事を一社で完結させるのではなく、ITの活用も含め、会社同士が協力して進めていくことに大きな相乗効果が期待でき、個人のはたらき方を変えられる可能性があることに魅力を感じたからです。また、英語とITは世界と自分をつなぎ、人と人をつなぐツールであるという意味で共通点があり、変化のスピードが速いIT業界に関わることで柔軟な対応力が養えるのではないかと考えました。探究心や努力する姿勢を忘れずに、人と人をつないで周囲を巻き込みながら成長していきたいと思っています。

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業務の課題発見と改善提案、加えて一人ひとりが
より気持ちよくはたらける基盤づくりを

大手電力会社に常駐し、法人・学校・官公庁など電力を多く使用する高圧・特別高圧のお客様向けのバックオフィス業務に携わっています。高圧・特別高圧のお客様には、特別な取り決めやさまざまな料金請求方法があります。私たちが任されているのは、そうした料金計算に関わるエラーの処理や計算書の発行といった業務を実行しながら、業務の中での課題を見つけ、改善提案や再構築を行っていくことです。料金計算一つとっても、扱う金額が非常に大きく、ミスが起きればお客様の信頼やブランド力を損なう事態になりかねません。日々、責任と影響の大きさを感じながら仕事をしています。このプロジェクトには派遣社員の方にも多く協力いただいていますが、私はそこでSV(スーパーバイザー)として、個別面談やマニュアル作成や勉強会の開催といった業務品質向上のための取り組みを通して、一人ひとりがより気持ちよくはたらける基盤づくりに取り組んでいます。効率良くミスのないチームをつくることはもちろんですが、そこではたらく一人ひとりが活躍できるような環境をつくりたいと考えています。

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自ら考えて提案する姿勢から信頼関係が築かれ、
さらに頼っていただける関係性に

配属間もない時期から、さまざまなことを自ら提案してチャレンジしています。一つは、プロジェクトメンバーとの月次個別面談です。個別面談はそれまで不定期に行われていましたが、一人ひとりのはたらく状況や心境の変化を知るには、定期的な面談が必要だと考えました。実践してまだ数カ月ですが、信頼関係が深まっていることを実感しています。また、業務品質にバラつきがあることに課題を感じ、自ら進んで勉強会の開催を提案しました。他にも、自社内で推奨している検定試験対策の講師にも任命されるなど、1年目から新しいことを実現できる環境に感謝しています。こういった仕事に対する積極的な姿勢や、専門知識を早く学んで戦力になろうとしている様子を、常駐先のお客様が見て評価してくださるようになり、最近ではさまざまなご相談をいただけるようになりました。お客様から「柳澤さんが来てくれてよかった」とおっしゃっていただけたことは、きっとこれからも忘れられないと思います。

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一緒にはたらく人がそれぞれの個性や特性を
尊重し合い、力を発揮できるチームをつくりたい

入社前からの「プロジェクトリーダーになりたい」という目標は現在も変わりませんが、はたらくうちに「どんなプロジェクトリーダーになりたいのか」という理想像が、より明確になってきたと思います。私は、成果を上げるだけではなく、一緒にはたらく人それぞれの人柄や価値観を知って尊重し合える関係をつくり、一人ひとりが個性や特性を発揮できるチームをつくりたいと考えています。多様な人々が一つのチームとしてモチベーション高くはたらいていくために、リーダーは誰にどんな仕事を任せるといいのか、またどのような声を掛ければいいのかを、日々の仕事で学び、実践していくことが大切だと考えています。現在はリーダーシップに関する書籍なども読んで勉強中です。私は一見すると大人しそうに思われがちですが、前例がないことにチャレンジすることが好きです。今後は、新たなプロジェクトの発足にも携わるなど、ほかの人が活躍できる道を作っていけるような人材となって、入社前から大切にしている「人と人とをつなぎながら成長していくこと」を体現していきたいと考えています。

所属部署・掲載内容は取材当時のものです。