先輩社員インタビュー
文系からIT企業へのキャリアにも不安なし。
今後は技術面でプロフェッショナルを目指したい。
小池 梨花RIKA KOIKE
プロセスデザインコース
文系の学部を卒業し、現在はクラウドサービスに携わる仕事をしている入社4年目の小池さん。現在の業務内容や、新しい分野に挑戦しようと思ったきっかけ、仕事をする上で大切にしているポイントについてお話を聞きました。
「実際に現場の仕事を体験すること」が
業務改善に結びつく
現在の仕事内容は、クライアントが販売しているAzure(アジュール)、Google Cloud、AWSといった各種クラウドサービスの運用業務です。顧客向けの月次レポート作成、サーバの稼働状況や環境の監視、新たなユーザーの追加、サーバのメンテナンス、エンドユーザーに対するサポートデスクのフォローなど、多岐にわたる業務を担当しています。部署としては一人で活動をしていますが、同じお客様先を担当する別部署のサポートデスクメンバー4、5人と協力して仕事をすることが多いですね。
プロジェクトにアサインされた当初は右も左もわからない状態でしたが、まずはクラウドについての知識を身につけ、そこからお客様業務を学び、アクションプランを立てて手の届く範囲から実行を繰り返し、属人化している部分について改善案を考えるようにしてきました。私の状況をわかってくれている上司がいたことも大きかったと思います。
現在は、メンバーをまとめるときやお客様業務の改善案を考える際には「実際に相手やお客様がやっている業務を体験してみること」を大事にしています。はたから見ればうまく回っているように見えるプロジェクトでも、蓋を開けてみれば課題山積というケースは珍しくありません。逆に、管理者視点では遅れているプロジェクトでも、現場では順調に作業が進んでいることもあったりします。俯瞰的な視点と現場寄りの視点、双方から物事を見ることで根本的な課題の解決に近づくと考えています。
「何かを結びつけること」で
世の中にいい影響をもたらしたい
大学では「観光学」を専攻していました。背景には、「誰かと誰か」や「何かと何か」を結びつける役割への憧れや、自分が間に入って価値をつなげることで世の中にいい影響を与えられたらという気持ちがあったと思います。そのため、就職活動では観光系の業界に絞らず、「人と人を結びつける」という軸から人材業界の会社も見ていました。
今の会社に決めた大きな理由は、「人」の魅力です。採用面接で担当してくださった面接官の方が、それまで抱いていた社会人のイメージとはいい意味でまったく違っていました。面接中は一方的に質問されることはなく、こちらからもさまざまな投げかけができる雰囲気があり、「就活生」というより「同じ社会人の一人」として接してくださっているように感じられたのが、とても嬉しかったのを覚えています。
当時の私は自分のやりたいことが明確になっていなかったため、多岐にわたる業界で大小さまざまなプロジェクトがある環境は大変魅力的でした。社内には、私のように文系出身ながらIT関連のプロジェクトに配属される人が多い印象です。最初は不安もありましたが、入社後の研修がとても手厚く、またサポートしてくれる先輩や上司の方がたくさんいるので、文系の方でも安心してご入社いただけると思います。
今後は、ネットワークのより深い部分に関りたい
入社後はさまざまなプロジェクトやはたらき方を経験しました。シフト制や夜勤勤務のプロジェクトもありましたが、24時間365日のサポートセンターで夜勤をしたことはいい経験になっていますね。休日や夜でもシステムは必ず動いており、保守する人がいるから成り立っています。当たり前のことのように思えますが、こういった実情は平日の日勤だと意外とわからないですよね。人が少ない状況でどのように工夫し対処するか、といったはたらき方を考える上でも役立っています。
また、プロジェクトを進めるにあたってさまざまな関係者と連携する中、知識を共有することの大切さや相手目線でわかりやすい資料の作り方など、「誰かに何かを伝えるスキル」も身につきました。これまでの経験を活かして、今後はより技術的な面でプロフェッショナルを目指したいです。表層のアプリケーションに関係するプロジェクトが多かったので、サーバや基盤といったネットワークのより深い部分にも関わってみたいと考えています。
これから就職活動をされる皆さんには、自分のやりたいことを考えるのと併せて「どんな人と一緒にはたらきたいか」という視点も持っていただきたいですね。「困ったときに相談できる人がいそうか」「こうなりたい!と思える先輩社員がいるか」「会社や社員の雰囲気が自分に合うか」など、いい会社に巡り合うための大切な指針だと思いますので参考にしてみてください!
よくある1日のスケジュール
時間ごとに業務を決めて計画的に動くようにしています。サポートデスクのメンバーたちとはオフィスが離れていますが、デイリーミーティングや、チャットなどでしっかりコミュニケーションを取るように心掛けています!
出勤 メールチェック タスク確認
運用作業
問い合わせ対応、監視アラート対応
ランチ
開通作業
手順書修正など改善活動
デイリーミーティング
問い合わせ対応、監視アラート対応
残タスク確認、退社
所属部署・掲載内容は取材当時のものです。