多様な選択肢がある。だから、社員それぞれがキャリアを描いていける。
  • クロストーク(多様なキャリア)

多様な選択肢がある。
だから、社員それぞれがキャリアを描いていける。

春原 宏美

春原 宏美

HIROMI SUNOHARA

スマートワークサービス部

役職:ユニット長
入社年月:2014年 中途入社

企業の受付業務をメインとしたプロジェクトを担当。入社して以降は同じ部署に従事しており、現在はユニット長を担う。社員登用試験を経て、プロジェクトリーダー、マネジメントと、それぞれ異なる役割を経験しながらキャリアを描いている。

栗野 祐昂

栗野 祐昂

YUKOH KURINO

経営管理部

役職:マネジャー
入社年月:2014年 新卒入社

会社の業績や予算に関わる業務を担当。入社時は出身大学のある宮崎での配属となり、オペレーターやリーダーとして現場プロジェクトを5年経験。その後東京のバックオフィス部門に異動し、現在はマネジャー職となる。転勤経験や役職への挑戦など、多様なキャリアを築いている。

篠原 麻衣

篠原 麻衣

MAI SHINOHARA

人材採用部

役職:メンバー
入社年月:2018年 新卒入社

新卒採用に携わり、学生の対応や採用イベントの企画・運営を行う。入社時はITの現場ではたらいており、挑戦したいことの変化によって新卒採用グループへ異動。産休・育休を経て、採用活動に従事しており、やりたいことに挑戦し続けている。

菊池 隆明

菊池 隆明

TAKAAKI KIKUCHI

ビジネスエンジニアリング事業部

役職:プロジェクトリーダー
入社年月:2013年 新卒入社

通信会社のお客様の現場でプロジェクトリーダーを担当。総務部門のDX化や業務効率化を進めるためのプログラム開発と運用保守を行う。最近では生成AIも活用し、より業務を効率化できるよう専門家との連携を図っており、スペシャリストとしてのキャリアを歩んでいる。

入社後、仕事を通して「新たに挑戦したいこと」を見つけたり、ライフステージに応じてはたらき方を変える必要が生まれたりと、自身の成長や身の回りの変化に伴って、キャリアにはさまざまな変化が起こり得ます。その中で、パーソルビジネスプロセスデザインではたらく社員はどのようなキャリアを歩んでいるのでしょうか。それぞれのキャリアを積んできた4名の社員に、自身のキャリアについてお話しいただきました。

インタビュー画像1

年齢に関係なくマネジメントに挑戦できる環境

春原さんは、社員登用試験を受けて入社されたそうですが、入社してから今の部署に配属になるまでの経緯をお聞かせください。

春原

私は2014年に前身のテンプスタッフ・クロスという会社に業務スタッフとして所属し、パーソルグループとなった2018年のタイミングで社員登用試験を受けて正社員になりました。当時は漠然と将来に不安を感じていた頃で、社員登用の話を聞いたときに「他の会社で就職を考えるくらいなら、お世話になっているこの会社で正社員になろう!」と試験を受けることを決めました。当時は社長面接もあったのですが、緊張しすぎてそのときのことは覚えていません。

相当緊張されたのですね。正社員になってからはどのようなキャリアを描かれているのでしょうか?

春原

私が担当したのはメーカーと金融系企業の受付業務です。1年半ほどプロジェクトリーダー(PL)として就業し、現在のユニット長になることができました。もともとマネジメントを志望していたので、キャリアを考える中で年齢に関係なくマネジメントに挑戦できる環境はすごくありがたいなと感じています。

また、マネジメントをする上で現場を経験できたのもよかったです。お客様からダイレクトに感謝のお言葉をいただけたので、今でも「お客様に喜んでいただくためには何をすべきか」を常に考えています。

ユニット長=複数のプロジェクトやプロジェクトリーダーをマネジメントする役割

プロジェクトリーダーからユニット長に着任されたときの変化もお聞かせください。

春原

転職するような気持ちでしたね。仕事の内容はもちろん、時間の使い方も異なるので、特に着任直後は毎日が目まぐるしかったのを覚えています。

インタビュー画像2

宮崎から東京へ、メンバーから役職者へ。
さまざまな経験を通して築く、幅広いキャリア

栗野さんは宮崎拠点から東京本社へ異動されています。大きな変化があったかと思うのですが、その経緯をお聞かせください。

栗野

最初の5年間は宮崎拠点のコールセンター部門ではたらいていました。部門への配属から1カ月で最初のプロジェクトのリーダーを任せていただき、一つの案件を長くというよりは短期的なプロジェクトを繰り返し担当する形で仕事をしていました。その後、長期のプロジェクトを2件ほど担当し、DX推進やコールセンターに適用するサービスを浸透させる部署で半年間はたらきました。

2018年にあった会社の大きな体制変更のタイミングでバックオフィス部門への異動の声がかかり、経営管理部門にて社内で使用する基幹システムの導入に携わるようになります。異動後4年間はさまざまな部門とコミュニケーションをとりながらシステムの導入推進を行い、東京勤務5年目には、新設された経営企画部門のマネジャーとなりました。

栗野さんはこれまで多くのプロジェクトを対応されてきたとのことですが、プロジェクトが変わる際に心がけていることはありますか?

栗野

プロジェクトが変わるたびに新しい知識を身につけなければなりません。また、プロジェクト対応における私たちのミッションを事前にお客様とすり合わせておくことも大切です。私が担当していた短期プロジェクトの対応は、受託からプロジェクト終了までのプロセスを大きなフレームに当てはめて運用することができたので、リーダーを担当する都度、毎回そのフレームに当てはめて業務を進めることを心がけていました。

役職への挑戦もされていますが、挑戦した経緯や管理職就任後に変化したことなどをお聞かせください。

栗野

新卒採用時の募集要項に「将来の基幹職としての採用」とあったので、入社後はそのスタートラインに立てるようにはたらきたいと考えていました。特に転勤後は、上司との会話で「管理職を目指す」ということがより具体的になってきたので、日々の積み重ねがベースとなり管理職へのチャレンジにつながりました。管理職になってからは、特に「より広く会社を見ること」を意識していますね。業務特性もあるのかもしれないですが、視野が広くないとどこかで業務が滞ってしまうので、いろいろなところで情報を入手することの大切さを実感しています。

インタビュー画像3

社員の考えを尊重し、
産休・育休も取得しやすい会社

篠原さんは現場とバックオフィスを経験し、さらに産休・育休も経てはたらかれています。これまでのキャリアをお聞かせください。

篠原

まず、私は入社を決める時点で「楽しくはたらける会社」を重視していました。これまで、就活はすごく頑張るのに入社した瞬間に「仕事を辞めたい」「はたらきたくない」と言っている大学の先輩や知り合いを何人も見てきました。そういったこともあり、当時、「はたらく楽しさを、いっしょにつくる。」という企業理念を掲げていたこの会社に出会い、「ここだ!」と思って入社を決めました。

当初はIT未経験だったにもかかわらず、いきなりエンジニアのような業務をするプロジェクトを担当することになりました。とても不安でしたが、先輩に聞いたり参考書を見て勉強したりしながら知識をつけていきました。経験を積む中でお客様から「ありがとう」と言われることはもちろん嬉しかったのですが、業務を続けるうちに「お客様だけでなくパーソルの社員も支援したい」という思いが強くなっていきました。

そこで、バックオフィス部門へ異動したのですね。

篠原

はい。私の「ゼロからスキルアップした経験」を活かして、社内向けのプログラミング研修の企画と講師を担当するプロジェクトに異動しないかというお話をいただきました。ですがちょうど研修が始まるタイミングで妊娠が分かり、つわりでメイン講師ができない状態になってしまいました。私は頑固な性格で「どうしても研修をやりたい」と伝えたところ、上司が急ピッチで当時のサポート講師をメイン講師に変更するなどして、私がサポート講師として仕事を続けられるように体制を整えてくれました。

産休と育休で丸一年のお休みをいただいてから同じ部署に復帰したところ、半年ほど経ってから上司に「篠原さんは採用にも興味あったよね?異動の話があり、挑戦してみない?」と打診をしていただき、それがきっかけで、今の部署に異動となりました。

上司の方が篠原さんの挑戦したい気持ちを後押ししてくれたのですね。産休と育休に入るときの気持ちはいかがでしたか?

篠原

上司がそういったフォローをしてくださる方だったので、不安なく産休に入ることができました。事前に業務量を調整し、研修がちょうど終わるタイミングで休みに入りたいという私の意向も汲んでいただけました。育休中には、同期が「○○さんが篠原さんのことを気にしていたよ」と教えてくれて。「長期で休んでいても私には戻れる場所がある」と、そのときすごく嬉しく感じました!

インタビュー画像4

マネジメントだけでなく、
スペシャリストとして究めるキャリアを切り開く

菊池さんはスペシャリストとしてキャリアを築かれています。入社からの経緯をお聞かせください。

菊池

入社してからはネットワーク開通・調整のチームリーダーを2年ほど経験し、3年目でRPA(ロボットによる業務自動化)を初めて導入するプロジェクトに参画しました。試行錯誤を繰り返し、お客様のリソースを月300時間ほど削減することができました。その成果を上司がすごく評価してくれ、それから他のRPAやツール開発のプロジェクトリーダーを担当するようになりました。今はマネジメントをしながら「自分で開発もやる」といったはたらき方をしています。

菊池さんは「技術開発の専門性を高めていきたい」と伺いました。このようなキャリアはよくあるのでしょうか?

菊池

いえ、実は当時同じタイミングで私のほかにも数名、同じような方向性で実績を残しており、マネジメントでなくスペシャリストとしてのキャリアを認められた最初の社員が私たちでした。なので、今後も私たちと同じように、後輩たちがもっとスペシャリストのキャリアを広げられる環境にしたいなと考えています。

インタビュー画像4

転職しなくても、社内だけで幅広いキャリアを築ける

皆さん本当に多様なキャリアを歩まれていますが、この会社のいいところはどこですか?

菊池

皆さん、キャリアの選択で不自由に感じたことはありますか?

春原

私はないですね!この会社には「キャリアチャレンジ」という制度もありますし、自由度は高いと感じています。これまでを振り返ってみると、自分のキャリアに対して親身に相談に乗ってくれた上司が多かったですね。

栗野

たしかにそうですね。私はこれまで会社からの声がけをきっかけに異動してきたのですが、それは日々の仕事の成果を評価し、自身のキャリアに向き合ってくれているからだと思いますし、新しいチャレンジの機会は多いです。今日ここで皆さんのキャリアを聞いて驚きましたが、改めてキャリア選択の幅が広い会社だと感じますね。

「理想のキャリア」を描くために大切にしていることはありますか?

篠原

私は仕事が楽しいと感じる一方、子どもがいるので家庭とのバランスを考えています。仕事は好きだけど、家庭も大事。なので、残業しなくても自分でやり切れて、達成感を得られるようにはたらき続けることが大切だと考えています。

菊池

私は学生の頃から「10年後どう過ごしていたいか」「10年経ってもその仕事は残っているのか」という視点で、これまで自身の将来を考えてきました。その結果、学生時代からIT系の勉強をし、今ではRPAや生成AIを扱う仕事にたどり着いています。

春原

そうなんですね!私は菊池さんと反対の見方をしていて、キャリア形成においては「好きな仕事がなくならないために自分に何ができるのか」を考えてきました。「企業の受付業務はコロナ禍でなくなるのでは…」とも言われましたが、人が介在するからこその価値が再認識されている部分もあります。自分の好きな仕事がお客様から必要とされ続けるって、素敵じゃないですか?

栗野

そんな春原さん、素敵です!私は、自分の「できること」と「やりたいこと」を掛け算するように意識してきました。単に「やってみたいから」と未経験領域に挑戦するのではなく、その中でも自分にできることを見つけてチャレンジしています。あとは、自分の子どもに対して「はたらくのは楽しいことなんだ!」と思ってもらえるようなはたらき方をしたいと意識しています。

最後に、パーソルビジネスプロセスデザインに興味を持ってくださった学生さんにメッセージをお願いします!

栗野

もともと知っていた大手企業・有名企業だけでなく、できるだけいろいろな会社の説明会に幅広く参加することをおすすめします。自分の頭になかった世界を知ることで、楽しくはたらける可能性は広がりますから。

春原

私も栗野さんと一緒で、いろいろな会社を見てほしいと思います。1社でずっとはたらくという考え方は変わり、転職も当たり前になってきましたが、私たちの会社では多岐にわたる業務を扱っているので、社内だけでも幅広いキャリアを築くことができます。やりたいことが社内のどこかに必ずあると思うので、ぜひ見つけていってほしいです!

篠原

「どんな環境でどんな頑張り方をしてきたか」「楽しいと思える瞬間はどんなときか」といった自己分析をしっかりして、やりたい仕事と結びつけてください。そうすれば、楽しんで取り組める仕事が必ず見つかるはずです。

菊池

私自身、システムを「作る側」から「使う側」へ軸ずらしをして就職活動を行いました。自分のやりたいことをいろいろな方向から見てみると本当にやりたいことが見つかるので、ぜひ実践してみてください!

所属部署・掲載内容は取材当時のものです。