社員インタビュー
営業からITヘルプデスクへのキャリアチェンジ。
未経験でも安心できる研修と環境とは?
清水 佐知乃SACHINO
SHIMIZU
ヘルプデスク・コンタクトセンター
前職では、工業材料を中心とした専門商社の法人営業職として入社。顧客訪問、配送手配のほか、輸出入に関する事務業務に携わる。 パーソルビジネスプロセスデザインに入社後は、1カ月間の研修を経て客先に常駐して業務を行うITヘルプデスク業務に従事する。
当社では未経験でもヘルプデスクで活躍している社員はとても多いですが、よく心配されるのは「研修制度がきちんと整っているのか」という点。パーソルビジネスプロセスデザインでは、事業部ごとに入社後の研修期間を設けており、未経験でも問題なく業務のスタートが可能です。「さまざまな企業の風土、価値観に触れて知見を広げ、専門的なスキルを身につけていきたい」という想いから、未経験でITヘルプデスク職へ転身した清水さんに、入社の決め手や、研修中に苦労したエピソード、今後の目標を聞きました。
社員の人柄と充実した研修制度に惹かれ入社を決意
前職の経歴と、ITヘルプデスク職への転職を考えるようになった理由を教えてください。
工業材料を中心とした専門商社に営業職として入社し、顧客訪問、配送手配のほか、輸出入に関する事務業務を経験しました。入社して3年が過ぎた頃からワークライフバランスの大切さを考えるようになったことと、もっと専門的な知識やスキルを身につけたいという想いが強くなり、新たな環境ではたらくことを考え始めました。転職活動を始めた当初は、特定の業界に絞らず幅広く検討していました。そんな時、IT業界に勤めている友人やITヘルプデスク職に携わっている友人の影響から、徐々にIT業界に興味を持つようになりました。当時は、IT業界の中でもクリエイティブ系の仕事に興味がありましたが、「さまざまな企業の風土や価値観に触れることで知見を広げ、専門的なスキルを身につけていきたい」という自分の志向に、ITヘルプデスク職の仕事内容がよりマッチしていると思い、応募することにしました。また、前職でWEB会議ツールやアプリに関する質問を受けることが多くあり、ITサポート業務のようなことも行っていたため、はたらくイメージがしやすかったこともITヘルプデスク職を選んだ理由の一つです。
パーソルビジネスプロセスデザインに入社した理由を教えてください。
入社を決意する決め手となったのは、研修制度が充実していて未経験でも安心できたということもありますが、何よりも社員の人柄に惹かれたという点が大きかったと思います。特に印象に残っているのは、面接官の方が緊張している私を気にして、話しやすい雰囲気をつくってくださったことです。「分からないことがあれば何でも聞いてください」と気さくに声をかけていただけたため、緊張もほぐれ、不安に感じていたことも安心して質問することができました。入社して実際にはたらきはじめた今も、面接時に感じた印象と変わらず、穏やかで話しやすい社員が多いので、社員の人柄に魅力を感じて入社を決めた自身の選択に間違いはなかったと実感しています。また、残業が少ないので、ワークライフバランスも重視できると思ったことや、パーソルグループ全体で女性活躍推進の取り組みを行っていることも好印象でした。今後、結婚や出産、子育てといったライフイベントがあっても柔軟なはたらき方が実現できると感じました。
入社後の研修で安心できた理由とは?
未経験で入社したことに不安や葛藤はありましたか?
「どのくらいのITスキルが求められるのか」、「未経験でもキャリアアップできるのか」という不安はありましたが、選考のときに面接官の方に質問して解消できていたので、不安が増すようなことはありませんでした。また、未経験でもいきなり現場に配属される訳ではなく、入社後に事業部での研修期間があったので安心できました。研修では、ITサポート業務の内容やITの専門用語、文書の作成方法など基礎的なビジネスマナーのほか、ショートカットキーの活用術などを学びました。
研修期間を過ごすなかで印象に残っていることを教えてください。
ITIL®️※1の研修で学んだことが印象に残っています。ITILとは、ITサービスマネジメントの成功事例をまとめたガイドラインです。一方的にサービスを提供するのではなく、お客様の要望を取り入れながら、共にサービスを生み出す「価値共創」を重視した考え方です。ITILの研修を通して、ITサービスマネジメントの仕組みや、お客様の意見も取り入れながら、共に価値を創造していくことの重要性を学ぶことができました。現場配属後も、ITILで学んだことを活かして業務を行っていきたいです。
- ITIL®とは、Information Technology Infrastructure Libraryの略で、英国の政府機関が出版したITサービスマネジメントの成功事例をまとめたガイドライン。
研修で苦労したことはありましたか?
未経験だったので大変ではありましたが、苦労したと思うことはありませんでした。ただ、パソコンのハードウェアやソフトウェアの違いなど基礎的なことも分からない状態だったので、専門用語やイメージしにくい作業工程を理解するまでには時間がかかりました。研修期間中にパソコン整備士検定3級の資格を取得する必要があるのですが、分からないことや勉強法を気軽に聞ける同期がいたので、乗り越えることができました。
同期がいるのは心強いですよね。
そうですね。困ったときに頼れる同期がいるのは心強かったですし、励みになりました。ITヘルプデスク職とは異なる職種ではたらいていた同期も多いので、自分が知らなかった仕事やはたらき方を聞くことができ、将来のキャリアについての選択肢が広がったと感じています。
いち早くITスキルを吸収し、お客様のビジネスの成功と
はたらきやすい環境づくりに貢献していきたい
今後の目標を教えてください。
まずは、お客様が本業に専念できるよう、ITヘルプデスク担当者としての任務を果たすことが目標です。そのために、自分ができることは何かを考え、実行し、業務効率化を推進することで、お客様のビジネスの成功と、はたらきやすい環境づくりに貢献していきたいと考えています。キャリアビジョンはまだ明確に決まっていませんが、パーソルビジネスプロセスデザインは、管理職として社員をマネジメントする選択や、専門性を極めて現場を統括するスペシャリストになるなど、さまざまなキャリアパスがあるのも面白いです。業務経験を積みながら、自分のキャリアビジョンを具体化していきたいと考えています。
応募者の方にメッセージをお願いします。
私自身、未経験での入社に不安はありましたが、ITに関する専門知識は研修で学ぶことができます。それに未経験で入社した先輩もいて、不安なことがあれば何でも相談できるので安心してはたらける環境です。幅広い業界でITサポート業務を経験し、自身のスキルを高めていきたいと考えている方には、ITヘルプデスクの仕事がマッチすると思います。
所属部署・掲載内容は取材当時のものです。