総合人材サービス・パーソルグループのパーソルプロセス&テクノロジー株式会社(東京都江東区、代表取締役社長:市村 和幸、以下「パーソルP&T」)は、「福井県嶺南地域における行政施設VPP*リソース可能性調査」(以下「本事業」)を2023年11月に受託し、スマートエリア構築や再生エネルギー等の利活用促進に向けた支援を実施しています。
*VPP(Virtual Power Plant)とは電気の需給バランスを保つため、家庭や企業、工場などの事業者それぞれに太陽光発電システムや蓄電池といった小規模な発電機能を組み込み、地域全体の発電量を「リソース」として有効活用する仮想発電所の仕組みのこと。
計画の中で、便利で災害に強く、環境にもやさしいスマートエネルギーエリアを嶺南地域に創出することを目指し、スマートハウスや公共施設、EV等をまとめて制御する嶺南地域全体でのVPP構築を進めています。
パーソルP&Tは本事業において、嶺南地域に位置する行政施設に対して、主な電力設備に関する調査を実施し、施設ごとのVPPリソースとしての可能性を評価していきます。VPPの対象となる施設を増やしていくことで、嶺南地域におけるVPPプラットフォーム構築を支援し、スマートエリアの実現に貢献します。
パーソルP&Tの支援内容
パーソルP&Tはこれまで10年以上にわたり、環境・エネルギー領域において、民間企業や自治体の事業推進におけるプロセス設計・構築・運用改善から事業企画・営業企画等、幅広い分野で支援をしてまいりました。そこで培った課題解決力やプロジェクト推進力、総合人材サービスとしての人材力を活かし、嶺南地域におけるVPPの構築にむけた支援を行っています。
具体的には、自治体の目指すビジョンに沿った調査項目を策定し、VPPの対象となる可能性がある約60の施設の電気設備についてのヒアリング(施設ごとにどのような設備があるか、どのような電力の使われ方をしているか)を行っております。
今後は、調査結果から可能性評価を実施するなど、事業支援を通じて、地域全体でのエネルギー利用の最適化につながる仕組みづくりを支えていきます。パーソルP&Tは環境・エネルギー領域における課題をお持ちの自治体や企業様を支援いたします。