子供たちにITの楽しさを
パーソルプロセス&テクノロジーでは、かねてより無料でプログラミングを学べるイベントを開催してきました。
2019年には、江東区立豊洲北小学校の全14クラスの子どもたちを対象にプログラミング教室を実施しました。
その他近隣の小学校の子どもたちにもITの楽しさや可能性を伝えたいという想いから、今回は港陽小を支援することになりました。
プログラミングの要 「順番の組み立て」をゲーム形式で楽しく学ぶ
プログラミングは、1つ1つのプログラムを順番通りに組み立てていくことが大切。
一つ順番を間違えたらうまく作動しない…といった不具合が起きてしまいます。
そこで今回の授業では、プログラミングの基礎となる「正しく順番を考える」ことを行いました。
「プログラムの組み立て」をゲーム形式で楽しく学んでいきます。
今回は対象が1、2年生だったこともあり、アンプラグド教材(unplugged)と呼ばれる、タブレット端末やPCは使わない絵本での指導となりました。
授業内容の紹介
授業は次の順番で進められました。
1.【テーマ決め】
ワークシートに、テーマを書きます。
テーマは「朝の支度」「ペットの世話」など自分ができることなら何でもOK。
(例) テーマ:ハムスターの世話の順
2【プログラミング】 ~テーマに合わせてやることを考え、順番を決める~
付箋に「やること」を一つずつ書き、ワークシートに貼っていきます。
(例)テーマ:ハムスターの世話の順番
「砂を変える」→「野菜をあげる」→「一緒に遊ぶ」
3【プログラムを動かす】 ~順番を読み上げる役とロボット役を決めて試す~
組み立てたプログラムは問題なく動くでしょうか? 実際にプログラムを動かしてみます。
プログラムを順番通りに読み上げる命令役と、ロボット役を決め、プログラムを演じてみます。
見ている子は、ロボットが命令通りに動いているか、おかしいところはないかを観察し、最後に皆で変なところがなかったかを話し合います。
(例)テーマ:ハムスターの世話の順番
「砂を変える」→「野菜をあげる」→「一緒に遊ぶ」
おかしいところは?:「ハムスターのお家のドアを開けてない」「食べるものをいっぱいあげている」など。
やりたいことを決めて、適切な順番に命令を出すことがプログラミング。
このプログラミングの考え方を使うと、いろんなことが間違いなくうまくできるようになります。
プログラミングの基礎は、勉強や学校生活にもきっと役立つことと思います。
授業を体験した子どもたちの声
(2月14日の授業の生徒、2年生の子どもたちの手紙から抜粋)
- 「プログラミングが、好きと思えました」
- 「ぼくは、はじめてプログラミングをやったのですこしきんちょうしたけど、 みんなでたのしくプログラミングをやったのできんちょうかんがなくなりました」
- 「学んだことをつかって、いろいろしていけたらいいなと思います」
ITの可能性と、子供たちの未来のために パーソルプロセス&テクノロジーは今後、近隣小学校(豊洲・有明・東雲エリア)にも プログラミング教育支援を展開していく予定です
※記事に出てくる名称、内容等は取材当時のものです。