社員費用=その社員に支払っている人件費?
よく、「社員の人件費と比較して…」と言われることがあります。
もちろん、社員様で行っている業務をアウトソーシングして、コストを抑えたい! といったご要望です。
しかし、お客さまと話をしていると、どうも様子がおかしいのです。
「社員費用=その社員に支払っている人件費(残業代含む)」でしか考えられていないので、
どうしても会話がかみ合わず…。
「はぁ…」「うちの社員は安い給料で働いてるからな~、手取り18万円/月ぐらいか?
だから18万円/月以下じゃないとアウトソーシングする意味がなくなっちゃうんだよね~…」
「手取り…ですか。(高等テクニックの値切りだとすれば手強いな…)」
「賞与とかは試算されないのですか?」
「賞与? ん~、そういやそうだけれど、どちらにしても大した金額じゃないから!」
社員の総人件費は給料の1.5倍~2倍
この場合の社員人件費とは、法定内福利厚生、法定外福利厚生、賞与、退職金、通勤交通費、管理費(給与計算や各手続事務)etc.…。
また違った視点で見ると、有給休暇なども含まれると思います。
企業によって違いますが、社員の総人件費は給料の1.5倍~2倍とも言われています。
ぜひ、「社員様の人件費と比較して…」と言った場合は、前述している項目の費用を割り当てるなどをして、試算してみてください。
※上記内容は当社の過去の経験に基づき、簡素化した内容となっております。
また、特定のお客さまとのやりとりを記載した内容ではありません。ご了承ください。