業務に対するコストの把握
今まで社内で対応していた業務には、どの業務にどれぐらいのコストがかかっているのか?
を測定し、キチッと把握されているお客さまって、実は少ないのです。というより、ほとんどいない…。
- 社員の給与計算処理にかかる費用は?
- 給与計算でタイムカードの打刻漏れや申告ミスなどによる修正費用は?
- 経費精算の伝票処理にかかる費用は?
- 請求書を1件作成する費用は?
などなど…。
「そんなに細かい費用は出していないけれど、社員の総人件費や総労働時間の全体を見ればいいのでは?」
いいご指摘ですね。
その声も確かに正しいのです。
が、その総人件費や総労働時間の結果を見て、「次へのアクション」を見いだすことは可能でしょうか?
「もっと人件費下がらないかな~」
「残業時間多いな~」
と思っても、
「なぜ、人件費が高くなっているのか?」
「なぜ、労働時間が多くなっているのか?」
の理由が分からないと、対策の施しようがありません。
社員で対応していたときには見えなかった費用
あるお客さまはこのような状況からアウトソーシング導入の決断をされ、導入前に当社が行う業務分析を経てアウトソーシング導入を行った後、こう言われました…。
「何だ? このイレギュラー処理の多さは? そして費用に占めるこの割合の高さは?」
そうなんです! 費用を引き上げている要因が見えてきたのです!
社員様だけで処理を行っていると、現場の方々からの要望や記入ミス・処理ミスにおいても柔軟に対応しよう! という姿勢で処理が進みます。
もちろん、アウトソーシングを行った場合でも柔軟に対応は行いますが…。しかし…、
「通常処理ではないため、対応費としての費用が発生してしまうのです」
社員様で対応されていたときには見えなかった費用…つまり残業代の発生や人員を減らすことができない、という事象が見えてきたのです!
- 単純に、ルールを守る
- 記入ミスなどが多い場合は、書式変更をしてみる
- 納期の徹底
など、すぐにでもできる対策を徹底するだけで、費用はガクンと落ちるのです。
「業務の可視化」
「コストの可視化」
今すぐ、必要なのかもしれませんね。
※上記内容は特定のお客さまの内容ではございません。一般論に当社の経験を付け加えたケースとして記載しております。また、状況によって費用は変動いたしますので、すべてが当内容と同じになるわけではございません。ご了承ください。